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2016年9月29日木曜日

フランス流退去点検

いよいよ寮の退去点検をし、帰国準備も大詰めです。


コーディネーターは毎年同じ部屋を使うので、備品や電化製品はそのまま。入れ替わりに時間もあまりないので、とにかく自力で部屋を綺麗にしなくてはいけません。

幸いにも?わりと部屋を綺麗に使っていたので、水回りの掃除と、床を拭いたら入居時の状態に近づきました。

土足で生活するフランスは、色々な床掃除グッズが販売されています。

匂いも色々、効果も色々。

クイッ○ルワイパー以外わからず、なんのこっちゃさっぱりなので、同僚におすすめ床掃除グッズを紹介してもらい、後任のコーディネーターのために床をピカピカにしました。

もちろん、1年間の感謝もこめて。


めちゃくちゃ気合いを入れて掃除をしたあとは、緊張しながら退去点検に臨みます。
予約した時間に担当者が部屋を訪問、リストにそって備え付け家具の劣化具合や状態点検をおこないました。

その時間、わずか5分。笑


日本人は毎年綺麗に使うから大丈夫〜

とチェックもそこそこに、どんどんリストに状態=良と書いていました。

まあ、自分で言うのもなんですが、状態は良でしょう!笑


鍵が回り辛い、蛇口のお湯と水の表示が逆、なども伝えましたが、毎年のことだから!と軽く流されてしまいました。


最後までフランスはやっぱりフランス。

適当でゆるい国。大好き。笑



帰りたくない病が発症しかけていますが、玉子かけご飯とサンマが食べたいので、日本へ帰るのはとっても楽しみです。

生の卵は食べられないし、サンマは存在しないし、日本の食べ物のことを考えるとウキウキします。

逆に焼きたてのバゲットや豊富なチーズ、安くて美味しいワインと離れるのは心苦しいですが。

残りのフランス生活は、フランスのものを食べる!と決めた矢先ですが、ふりかけご飯を食べています。


ふりかけご飯がご馳走なこの生活もあと少し!


仕事はいつも通りのデスクワークなので、特筆することはありません。笑


帰国までにあと1回くらいブログ更新できるかな…?と荷造り用段ボールを見ながら考えています。様子見ですね。笑


2016年9月17日土曜日

送別会

あっという間にセーヌエマルヌ県滞在もあと数週間!

この1年、時間が過ぎるのがはやいはやい…!


最初の頃はフランス語オンリーの仕事に慣れることに必死で、日本シックになる暇もないほど走り抜け、慣れてきた頃にはもう1年。


先日、ムラン(セーヌエマルヌ県の県庁所在地)にある弊社本部で送別会を開いていただきました。

日本ならば仕事のあとに送別飲み会!となるところですが、フランスでは昼食会が主流。

ということで、私の送別会もお昼休みに会社でさくっと持ち寄りパーティーでした

あらかじめ、甘いもの辛いもの、持参するもののリストにそれぞれが名前を書き、当日に備えます。


私は多くの同僚からリクエストがあった巻き寿司を持参。


寿司人気の高いフランスなので、いまや巻き寿司は私の定番持ち寄りメニューです(笑)

初めの頃は日本のお米で!

と気合いをいれてわざわざ日本のお米を買って作っていましたが、在仏日本人にはお馴染みのデザート用のお米でも充分美味しいことがわかったので今ではこれを活用しています。

デザート用のお米だと安いしどこのスーパーでも手に入るので便利

巻き寿司の具材は、卵焼き、サーモン、アボカド、ツナマヨ、そしてスリミ!


カニカマはスリミと名前をかえて、フランスではとってもポピュラーな食材となっているのです。

そんなスリミとともに巻いたのは、かんぴょう。

日本食材店で発見したので、フランス人の知らないものを使ってみました。笑


卵焼きもフランスではあまり知られていないので、なかなかウケがよかったです。


気になる他のメニューですが、なんという偶然か、辛いものを選択した同僚がほぼ全員キッシュを焼いてきていました。笑

簡単だからね。笑

あとは、セーヌエマルヌ県の特産品でもあるブリーチーズを持ってきた同僚、出身地のブルターニュのお酒を持ってきた同僚、バゲットを買ってきた同僚、色々でした。

お昼休みのパーティーで、午後も仕事があるのにみんなシャンパンやらワインやらをがんがん飲む…!

そしてみんな酔わない…!!


フランス人にとっての飲酒は当たり前で、みんなアルコール耐性があるんでしょうかね。笑


そして、パーティーの最後には送別のプレゼントとしてピアスをいただきました!

パーティーの前週、同僚がそわそわしながら、
「アクセサリーってどこで買ってる?○○のピアスは持ってる?○○のブレスレットは?」
なんて急に聞いてきたので、実はちょっと気付いていたんですけどね(笑)


でも、想像以上に私好みな、とっても可愛いピアスを贈ってもらって、感無量!


なんやかんやと同僚や上司に可愛がってもらい、仲良くしてもらい、楽しく仕事ができた1年でした。

フランス語がわからないときにも、根気強く説明してくれたり、言葉の壁のせいで仕事が上手くできないときにもフォローして教えてくれたりと、本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。

フランスで働く、というこの貴重な経験は私の人生の宝物になりました!


残り数週間、事務手続きなどで帰国モードになってきましたが最後まで走り抜けます!!