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2016年3月28日月曜日

パック~アルザス・グルメ紀行~

この週末はイースター休暇ということで、アルザスの家族のもとへ行ってきました。


フランス語では、イースターのことを、Pâques(パック)と言います。


ちなみに、イースターとクリスマス、
アルザスだけはほかの地域より、祝日が一日多いのです!


日本ではまだまだ馴染みのないイースターですが、
こちらではハロウィンよりも浸透している祝日。


ざっくりいうとキリストの復活祭です。


地域や家庭によって様々ですが、
アルザスではクリスマスに次いで、なかなか盛大に祝います。


イースターの日曜日には家族が集まって、
子羊の肉(ジゴ)、卵料理、クレソンなどをいただきます。


今年のテーブルセッティングはこんな感じ。クリスマスは赤、イースターは白です!

こんなデコレーションも。

チョコレートのうさぎ。

1人1人名前の書かれた卵のケースに、イースターのお菓子が入っています。

パパは肉担当。

アントレのゆでたまご(ミモザ)とクレソン。
クレソンでとりの巣を表現しています。

食事とデザートの間にはチーズ!これでも少ないほう!
赤ワインと一緒に。



コルマールの街中も、イースター仕様になっていました。









この日は天気も良く、近隣諸国(というかおもにドイツ)からの観光客がたっくさん。


コルマールは小さな町なので、友人と歩きながら、春の訪れを感じる1日となりました。


公園では、子ども向けに卵探し大会も開催されていて、賞品のチョコレートと交換してもらうべく、
子どもたちは必至で隠されている卵を探していました。






そして、毎回アルザスに帰ると行われる、大お菓子作り。



フランス人とイベントごとのお菓子は切り離せない関係。

名前入りの大きなチョコエッグをもらいました!

チョコレートのほかに、アルザスのイースターで欠かせないのが、

Lammele(ラマラ)と呼ばれる焼き菓子。
イースターの時期にしか作らない、レアキャラです。


ざっくりいうと、羊の形をしたケーキ。

アニョーパスカル(復活祭の子羊)なんて呼ばれ方もします。


~ラ というのは、アルザスの方言で、小さな、に当たるらしい。

例えば、花子ラというと、小さな花子ちゃん。



アルザスの各家庭には、代々伝わる陶器の型があって、それを使って作ります。


アルザス北部には、Soufflenheim(スフレンハイム)という陶器作りで有名な町があり、
そこから来たものがほとんどだそう。



近代的なアルミ製のものもありますが、それだと羊の表情が綺麗にでないんだとか。


このイースター休暇中に、親戚ご近所、あらゆるところへ配るため、
15個以上は作りました、ラマラ。笑


ここからしばしラマラ写真祭をご堪能ください。笑


きれいにできたラマラ。羊の表情も出ています。

仕事でも見せないような、必死な顔で作っています。笑

上手く焼けたラマラと、スフィンクスみたいになったラマラ。


ラマラと、近所のパン屋さんで買ったイースターのウサギパン。



今回のアルザス滞在で、新しい出会いがありました。



「Fleischsnackas(フライシュナッカ)」という、アルザスの伝統料理です!


親戚のお宅で、手作りのものをいただいたのですが、
めっっっっっっちゃ美味しい・・・!!!


写真を撮るのをわすれるくらい、ものすごくおいしかったです。


フライシュナッカは、アルザス語で、肉のカタツムリ、という意味だそう。


名前の通り、カタツムリのような形に肉が巻かれています。


写真はネットから。



そのままでも味がついているのですが、トマトソースをかけて食べるパターンもあるらしい。



あまりにも衝撃的で、アルザスから買って帰ってきました。(もう食べちゃったけど。笑)



お肉屋さんで、半生のフライシュナッカを買い、
ビーフブイヨンで煮込んだあと、両面を焼くと、美味しいフライシュナッカができます。


アルザスで食べさせてもらったものと比べると、出来はよくなかったですが、
それでも十分おいしかったです!!



アルザスの料理、というと、

「肉ばっかりで重い。」

というのが大半のフランス人の印象。


正解です!笑


でもおいしいので、冬にはぴったり。


シュークルート(ザワークラフト)も、とっても美味しいし、

食べなれているからか、私はアルザスの料理が大好きです。

もちろんアルザスのワインも大好き。笑


次にアルザスに帰るのは夏のバカンスかなー。
ワイン祭には強制参加らしいので、いまから肝臓トレーニングせねば!笑



食べて笑って、楽しいよい休暇でした。


アルザスから持ち帰った豪華ご飯で夕食。パパがくれたワインとともに。

2016年3月25日金曜日

墨文字デザイン展示会

3月23日(水)から25日(金)まで、兵庫県パリ事務所で、
墨文字デザインの展示会が開催されました!


23日にはヴェルニサージュ(展覧会の初日のパーティ)が行われ、
平日にもかかわらず、たくさんのお客様が足を運んでくださいました。



私も微力ながらSNSなどで告知をしていたので、友人たちに墨文字の魅力を伝えるとともに、
兵庫県についてぞんぶんにアピールすることができました。


兵庫県への誘致活動絶賛継続中。笑




展示会は、
書家の西濱渓泉さんの人柄か、柔らかく女性的な作品が多く、とても素敵でした。


西濱渓泉さんと作品
伝統的な「書道」だけでなく、ポストカード、Tシャツ、おしぼり置きまで、様々なスタイルがあり、
まさに「生活に溶け込む墨文字」。


アート書は、墨にラメを含ませたり、顔彩と呼ばれる絵の具のようなもので挿絵をいれたり、
親しみやすい作品が多かったのも印象的。


顔彩も展示してありましたが、日本特有の色が並んだパレットは、とても美しかったです。
名前も、鮮光黄、浅葱、紅梅、群青、花白緑、白群・・・となかなか粋。



ちなみにこの顔彩、顔料に膠・アラビアゴム・水あめ・砂糖などの固着剤を練り合わせてあるので、乾くと水に触れても流れません。

日本書画には完成作品を軸装等、表装時に裏打ち(作品を水に触れさせる工程)があるので、水彩絵の具では軸装ができないんだとか。


勉強になります!



招待した友人たちも今回の展示会を気に入ってくれた様子で、フェイスブックの壁紙(っていうんですかね?笑)に作品を設定してくれているフランス人もいて、大変うれしく思います。

ヴェルニサージュの様子1
ヴェルニサージュの様子2


作品ももちろんですが、作品を貼っている着物ボードという着物の生地を使ったボードがとてもかわいかったです。


家に置いたり、お店の展示に使ったらウケそうやなあ、と思いながら見ていました。笑




「桜花爛漫」「花鳥風月」
まっすぐに貼っていないのがポイント。(フランス人職員談。)

来週には西濱さんとセーヌ・エ・マルヌ県でのコラボレーション企画もあるので、その様子はまたお知らせします!



さらにひょうご交流センターでは、今後もたくさんの催し物を企画しています。



○日本文化講座「ジャポニスムとアールヌーボー」

セーヌ・エ・マルヌ県在住のジャポニスム研究科・蒐集家Antoinette MARTIN氏による文化講演会。(日本語)

4月7日(木)  第1回 ジャポニスムとは

4月14日(木) 第2回 パリで見られるジャポニスム

5月12日(木) 第3回 パリのアールヌーボー

5月19日(木) 第4回 日本が影響を受けたアールヌーボー


○「Azu&Hiro」展 4月26日(火)~4月29日(金)

兵庫県出身の2人のアーティスト、人気えほん作家として活躍する村上浩子氏と、日本の日々の暮らしの中にとけこんだ「いけばな」を教える嵯峨御流(さがごりゅう)華道家・井上東氏の作品コラボレーション。

http://studioroko.com/





○「森合那緒(MORIGO Nao)」絵画展 5月30日(月)~6月3日(金)

神戸在住の画家・デザイナーとして幅広く活躍する森合那緒氏の優しく繊細な感性溢れる温かな作品を紹介。


http://addfuns.com/


みなさま、ぜひともご来場ください~ :)


2016年3月20日日曜日

日本の祝日

ばたばたとしているうちに、気が付けば3月も後半・・・!!!

なんでこんな時間が過ぎるのは早いのでしょうか。


暦の上では立春ですが、こちらはまだまだ寒く、ダウンコートが手放せません。


日は長くなっているので、気持ち的にはそろそろ春かな、という感じですが。



さて、先日セーヌ・エ・マルヌ県内の小学校へ講演をしに行ってきました。


小学校1年生、CPの子供たちは相変わらず元気いっぱい。

こちらは9月から新学期なので、1年生の折り返し地点です。



今回は、「日本の行事と祝日について」というプレゼンをしました。


3月ということで、先生がひな祭りの塗り絵を用意してくださり、プレゼンのあとはみんなで色塗り。


昨年あたりから、フランスでは大人の塗り絵というのが流行しています。


本屋さんにもなんとも美しいイラストの大人の塗り絵コーナーがあったり、
感心は高いようです。

暇つぶしにもなるしね。笑




講演に話を戻します。

お正月からはじまり、成人式、節分、ひな祭り、子どもの日・・・

と説明をしていくと、


まず、成人式でCPキッズの第1食いつきポイントが。

「日本では20歳が成人です。フランスは何歳から大人でしょう?」


とクイズ形式にしてみると、


「10歳!」

「35歳!」

「47歳!」

「60歳!!」


と実に色々な答えが・・・



答えは、18歳です。笑


ただし、日本のように成人式!!というものがないので、
家族や友人を招いて誕生日にパーティーをするのが一般的。



成人式の写真を見せ、振袖の説明をしていると、


「なんでみんな同じ肌の色で、同じ髪の色なの??」


という質問が。



これには先生も私もびっくり。


確かにフランスは移民も多く、肌の色や髪の色は様々。


金髪もいるし、赤毛もいるし、巻き毛もストレートもいる。


クラス1つとっても、同じ髪の色を見つける方が難しいくらいです。


その環境が当たり前の子供にとって、日本人(アジア人)の集合写真は違和感があった様子。



そういう見方もあるんだな、とびっくりしました。




その後話を進めて、CPキッズ食いつき第2ポイント。


節分の鬼。



豆まき、というのも衝撃的だったようですが、
それよりも鬼の姿に子どもたちはびっくりしていました。



赤いモンスター!!!!


と言っていましたが、確かにこちらの悪者は黒いものが多い。


「鬼は赤だったり青だったりするけど、みんな牛の角がついていて、虎のパンツをはいている」

と説明すると、

「上は着てないの?コートは???」

「寒そう!!」

と、鬼の心配をする心優しいCPキッズたち・・・笑


日本の鬼はあんまり怖くないようです。笑





そして第3食いつきポイント、七夕。



織姫と彦星の話をさらっとすると、

「1年に1回しか会えないのに恋人なの?」

とアムール国民らしい意見が。


そうです。
1年に1回、しかも雨が降ったら会えないけれど、2人は恋人なのです。笑

そして、子ども心をつかむため、
日本のディズニーランドでも七夕のイベントがあるんだよ!


とミッキーとミニーが七夕の衣装を着ている写真を見せると、
子どもたち、予想通り大興奮。


世界的人気者、さすがです。笑



さらに、子どもたちは七夕の笹に興味津々。


「高いところにはどうやって短冊を結ぶの??」

「笹が小さい時に結んで育てるの??」

「毎年、短冊を結んでいたら、結ぶところがなくならない??」


どうやら子どもたち、5メートルくらいある生えている笹に結ぶと思ったらしい。



見せた写真が、子どもと笹だったので、ものすごく大きく見えたようですが、

笹は毎年違うもので、そんなに大きくなく、
終わったら川に流したり神社で燃やすんだよ、と補足しておきました。



中には、

「アニメで笹に短冊を結んでるの見たことある!!」

と言っている子もいて、何のアニメかはわかりませんでしたが、
日本の行事は思わぬかたちで若い世代に伝わっているようです。







まだまだいきます、食いつきポイントその4!



勤労感謝の日!



これは意外でした。笑



フランスの勤労感謝の日にあたるものは5月。


スズランを贈るのが習わしです。


日本は秋だし、特に何にも贈らない、というのがびっくりしたようです。




そして最後に第5食いつきポイント。

天皇誕生日。


そもそも、皇室がない国なので、天皇誕生日という祝日があることに驚いていました。


そして、写真を見せたところ、年齢にたいそう驚いていて、

「50歳くらいかと思った!」

とのこと。


日本人は若く見える、というのは本当みたいです。


フランスでも子どもは正直、と言われているので、素直な感想なのでしょう。





そして、プレゼンのあとは、子どもたちの大好きな塗り絵!


先生が用意してくださった、ひな祭り塗り絵。

日本・・・???という印象はありますが(笑)、
ひな人形の写真を見せながら、こんな感じで塗りましょう!とスタートしたのが、こちら。







・・・自由!!!笑




ピンクの髪をしたパンクな人形、オリジナルの化粧を施した人形、バービーのような金髪人形、


さすが自由の国フランスです。笑







みんな真剣に、オリジナルの塗り絵を楽しんでいました。:)





さらに、1月に作ったおせち料理工作がついに完成し、廊下に展示してありました!!!









力作です!!!


箱への詰め方や、色がなんとも言えません!



もうひとつのクラスはさらに工作に手を加えて、
ストローでお箸、それから卵のパックを使って小鉢も作りました。




お箸がアーティスティックに置かれています。笑




子どもと関わる仕事は、毎回新しい発見がたくさんあって、とっても面白い。


特に今年は小学校1年生ということで、未知との遭遇気分。笑



難しいことや凝ったことはできませんが、日本という国に興味をもって、

毎回のアトリエを楽しみにしてくれているので、

私自身も毎回授業の準備をするのが楽しいです。


任期中のアトリエは残り数回となりましたが、最後まで楽しんでお仕事したいと思います!

2016年3月3日木曜日

極度乾燥しなさい

どんどんと日も長くなり、明るい中出勤するのが楽しい毎日です。

窓から外の景色が見えるっていい!

あったかくなってきたな~

なんて思っていたら、昨日、突然の吹雪。笑




突然のできごとに、毛皮の帽子が濡れないよう、ビニール袋をかぶるマダムまで出現。笑



ちょっと写真ではわかりにくいですが、

雷を合図に、強風と雪のコンボ。


しかも、私が事務所をでた瞬間にはじまったものだから、

同僚から、「れおなは雪の女王なの(笑)」とメールが届くほど。



少しも寒くないわ・・・!!笑




あいかわらず、ありのままで生きている私ですが、
最近なにやら忙しく、あまりブログを更新できていなかったので、
いろんなことを思い出しながら書いていきます。笑


「良い週末を過ごした?」

というのは月曜日のフランスあるある会話。



世の中がバレンタインで浮かれていた頃の月曜日。

いつものように、

「週末は何してたの??」

と同僚とランチタイムトーク。


「バレンタインとか関係ないから家でひきこもってた!笑」

と答えると、

「バレンタインの日しか気合いいれてプレゼント渡さない男ってどうなの?」

みたいなこじらせ感がはんぱないコメントをいただきました。笑


こちらのバレンタインは義理チョコも会社で配るチョコもなく、
カップルの間で男性が女性に花などを送る日だそう。


悲しいかな実体験ではなく、あくまで聞いた話やけど。笑



そして、今月に入って、当事務所には新メンバーが加入しました。


弊社ではレアな20代仲間!
ムードメーカーの年下髭メン君(彼女あり)です。


そんな彼と、昼食の買い出しに行ったとき、

「日本ではケバブってメジャーじゃないんだよねー
フランス来て初めて食べた。」

とぽろっと言ったら、


「うそだろ!?!?!?
日本人って何食べてるの??」


たいそう驚いておられました。


別にフランス人も毎日ケバブ食べてるわけじゃないやろ・・・
と思いつつ、

「米と魚と大豆製品!」


ざっくり返答しておきました。笑




「何が一番驚いた!?!?」


という質問をあらゆるジャンル(食べ物、生活、性格、仕事、恋愛などなど)で聞かれるので、
昼食タイムはいつも質疑応答しています。

なぜか1月2月は人の恋愛話を聞く機会が多く、そういうシーズンだったんですかね?笑


御多分に漏れず、その手の質問が飛んできたので、


「日本だと恋人の実家に行くって結構一大イベントで、雑誌でその時の服装の特集組むとか、結婚意識しちゃう感じだけど、こっちの人ってものすごく気軽にそれするからすごいよね。笑」



といったところ、これもたいそうツボったようで、


「やばいな、それ!!!!」
「日本人の恋人を気軽に実家に呼んじゃだめじゃん!!!爆笑」


若者らしい感想をいただきました。笑


そうだよ、日本人はアムール国民のフランス人とは違うんだよ。笑



そんな背景もあり、今回はフランスの恋愛事情を少し!
(仕事の話じゃなくて恐縮です!)




恋愛関係の話題は万国共通で女子の大好きな話題ですね。

同僚の恋バナを聞いていたとき、

「日本では「告白」という制度があって、そのあと恋人になるんだよ!」


というと、


「うそでしょ!!笑 ティーンエイジャーみたい!!!」


「約束、というか私たちこういう関係ですよね?っていう確認みたいなもんかな~」


「そんなの形式的で自然じゃない!!!恋愛は自然にするもんでしょ!?」


ものすごく衝撃的なご様子。



でたよ、恋はするものではなく落ちるもの的なあれ、と思いながら、

「でも日本はそうなんだもん★」
(もちろん例外もあるけど。)

と返すのが精いっぱいです。笑


日本文化が大好きなフランス人でさえも、
ドラマや少女漫画を見て、片思いやら告白やらというもどかしい距離感が理解できず、



なんで好きって言わないの!!!!

なんで誘わないの!!!!

なんでお互い好きなのに!!!


と不思議がっていましたが、
完全に聞く相手を間違っています。笑




恋人になるぞ!って恋人になるわけではなく、
お試し期間のように、デートをしたりまったりしたり、関係性を深めていく中で、気づいたら恋人。
みたいなのが主流だそう。


「難しすぎる!遊ばれてるかもしれないじゃん!!!」


とギャーギャー言っていると、

フランス女子が一言。


「なんで?」





・・・なんで????笑




「デートの内容とか態度でわからない?」




た、たしかに。笑



「あと雰囲気とか。」




あくまでも、居心地が良くて楽しくて、気づいたら特定のパートナーになってる説をおしてくる。



生活の中にごくごく自然に恋愛が入っているフランスならではだな、とちょっと感心。笑



当たり前ですが、私の周りには日本文化に高い関心を持つフランス人がたくさんいるし、そういうこのほうが仲良くなりやすいです。

そして、そういう子たちは、ある程度日本の文化について見識があったり、考え方に同調している場合がほとんどです。


「日本について知っていること言ってみて!」


と聞いて、


「・・・スシ?・・・ゲイシャ???」

くらいの知識の子はまずいない。


それが最近、
特に日本びいきでない、ごくごく一般的なフランス人と仲良くなる機会も増え、フランス風の考え方を目の当たりにして驚くことが多くなってきました。


例えば、「デート」という単語がフランス語にはないこと。


でかける、とか会う約束をしている(ランデブー)という表現を使います。


「(好きな人と)でかける♥」も「(友達と)でかける!」も同じ言葉。


「(恋人と)待ち合わせ♥」も「(歯医者の)予約」も同じ言葉を使います。


日本語だと、ランデヴー(死語かな?笑)はデートの意味合いが強い気がしますよね!




さらに、友達という単語に、「私の小さな」とかがつくと、恋人になったり、女性形か男性形かによって意味も変わってきます。


なかなかトリッキー!


日本人がイメージしやすい、モナムール!マシェリ!は恋人、もしくはとても親しい関係(親子とか)への呼称です。

仲の良い女友達同士で、マ ベル♥(私の美しい人)なんて使うこともありますが。


フランス人の友人に、
「日本にはマシェリっていうシャンプーがあるんだよ」

と言うと、めちゃくちゃウケます。


その他にも、

「洋服のブランドで、コキュっていうのがある!」

というと、

「とんでもない名前のブランドだね!!!」

と驚かれます。

フランス語で、コキュは寝取られた、という意味。


とんでもないですね。笑




マシェリやコキュのように、日本で使われているフランス語は、意味がおかしなものや、文法的にむちゃくちゃなものが多く、それをあつめたサイトや本もあるほど!

フランポネと呼ばれています。



反対に、フランスで使われている日本語も変なこと多いですけどね。笑



これはフランス発ではないですが、外国の方が好んできている日本語Tシャツや、
「極度乾燥(しなさい)」でお馴染みのブランドを目にした方も多いのでは?笑




(画像はSuperdry公式サイトより。)



話を恋愛事情に戻して、


じゃあみんなどこで恋人(候補)に出会っているのか?



これは、個人的に気になって独自リサーチをしたことがあります。笑


「友達のパーティーとか~」

「元々友達とか~」

「街中ナンパとか~」


この辺りは日本とあまり変わりませんね。


ただし、合コンというものは日本独自の出会い方なので、こちらではそれがパーティーになるのかな??



フェットといって、週末に友達の家に食べ物や飲み物を持ち寄って騒ぐパーティーです。



午前2時まではうるさくしてもほとんど何も言われませんが、その時間を過ぎると、近隣住民に警察を呼ばれます。笑



そして、最近よく耳にする出会い方が、

「ミーティック」


ざっくりいうと、出会い系サイトです。


「変な人だったら怖いじゃん!」


とビビりの私は言っていましたが、

「メールしてればなんとなくわかるじゃん?」

「あってその日に部屋行ったけど、そのあと付き合ってるし。」

なんて人それぞれ。ラッキーだったね・・・!!!というしかありません。笑


ただ、この出会い系、かなり需要が伸びているようで、在パリ日本女子の間でも、ミーティック等を利用して出会って結婚という流れがとっても多い!



彼女たちに話を聞いていると、
「ここのサイトはまじめな人が多いから、即結婚できる」
「ここのサイトはイケメン率めっちゃ高いけど、遊び向き」


もはやプロフェッショナルユーザー・・・!!!


恋愛していることが普通、当たり前という風潮のある愛の国です。


独り身なの、というと「なんで!?」とほぼ100パーセント言われます。



「なんで~モテそうなのに~」

というお世辞的なアレではなく、

「なんで恋愛してないの!?」

くらいのテンションです。笑




呼吸をする、食事をすると同じくらい、恋愛することが自然なこと、みたいです。


「え!この人にも恋人いんの!?(失礼)」

みたいなこともしばしば。



アムール国家おそるべし。笑



自然なことだからこそ、公共の場でいちゃいちゃしているカップルも当たり前だし、
周りも特に気にしません。

不機嫌になってる女の子を、抱きしめてご機嫌取りしている男の子、という構図をものすごくよく見ます。しかも、駅のホームでの確率が高い。笑


満員電車で立っているすぐ横でいちゃいちゃしている人とか、
老若男女・場所問わず、という感じ。


はじめのうちは、すごいな(笑)と思ったり、こんなところで!?と凝視してしまったものですが、
今や慣れっこ。いちゃつくカップルあってのフランスの風景です。


なので、フランス人と恋愛系の話題をしていると、

つくづく自分の恋愛レベルの低さを実感します。笑


「私の恋愛レベル、フランスの中学生くらいやな!笑」


と言ったら、

「うーん、小学生くらいじゃない??」


と割とガチなテンションで言われ、びっくりなアラサーです。笑



すごい国です、フランス。笑




そうそう、そんなフランス・パリのリヨン駅構内に、駅弁屋さんができたそうです!







画像は、zoom japonサイトから。



海外で食べられる日本食、おにぎり三つとエビフライときんぴらで8ユーロなら、お得かな~という気がします。


本物のクオリティがどれくらいなのかは見当もつきませんが。



最後に、最近同僚がドはまりしているスープの写真を載せておきます。笑



会社の近所のモノプリ(スーパー)で購入できる、ニンジンとコリアンダーのスープ。


私も試しに買ってみましたが、めっちゃおいしいです。笑

2016年2月13日土曜日

最近の活動

毎日ブログ更新!と言っていたのが、週1になり、最近ではめっきり更新が減っておりますが、
忙しい、ということなので許してくださいまし。笑



今週は出張が多く、ほぼ事務所にいないという多忙っぷり。

家からメールチェックできないのが大問題で、溜まっているであろうメールにびびっております。


最近は教育関連の仕事が多く、
週2回の大学での日本語授業はなかなか好評で、
生徒からの要望があり、週3になりそうな勢いです。

れおな先生、意外とイケるみたい!笑


授業では相変わらず、時間と日付の鬼として、
ぷん!ふん!ようか!よっか!を連発。

さらに、
「誕生日はいつですか?」
「昨日の晩何をしましたか?」
「どこでその靴を買いましたか?」
「毎朝何を食べますか?」
「今朝何を食べましたか?」

とプライバシーがん無視で生徒に質問しまくっています。笑


みなさんご存知の通り、根は真面目なので(笑)、
生徒の理解度やよく間違えるポイントに合わせたオリジナルプリントも作成し、
ちゃんと先生しております。

「コペルニクス」という建物内で授業をしています


教育関連以外にも、上司の許可を取って、興味のあるセミナーにも参加。


先日は、「アジア太平洋と欧州貿易圏の架け橋ー日EU・EPAの戦略的意義ー」
なんて、小難しいタイトルのセミナーに参加してきました。

セミナー会場


お恥ずかしながら、

FTA??EPA??TPP??TTIP??

という感じだったので、直前にネットを駆使してお勉強。


その後、セミナーに臨みました。


これがとってもおもしろかった!!


経済産業省経済産業審議官、日EU・FTA/EPA主席交渉官代理、OECD貿易・農業局長、パリ政治学院名誉教授、フランス食肉加工業連盟副会長の方々がそれぞれの視点からスピーチを行い、
そのあとにラウンドテーブルという流れ。


「野心的な合意」という言葉が頻出していたので、
これからどうなっていくのか、とても楽しみです。


交渉担当者の意見、事業者の意見、専門家の意見、
もちろん公表できない情報もたくさんあるのでしょうが、その絶妙な掛け合いがなんとも言えず、にやにやしながら聞いておりました。



政治とか経済とか正直全然興味がないジャンルではありますが、
このような機会をいただいて、つまみ食い感覚(笑)で勉強できることが嬉しい!


まだまだ増やさなければいけない引き出しがいっぱいありますね。笑



そして、セミナーの後は、パリ中心部で行われているエクスポジション、「パリ猫コレクション」へ。


画像はホームページから拝借。
(Jさん、ありがとございます!)





猫好きとしては、絶対に行かなければいけないイベントでしょう。笑

黒猫の絵がとてもきれいで、欲しいー♥と思ったけれど、私には手の届かないお値段でした・・・(涙)


14日までピラミッドで開催されているので、オペラ界隈にお出かけの際はぜひお立ち寄りください!

猫耳もあるらしいので、ご興味のある方はこちらも要チェック!

Jさんの猫耳×ひげのコラボも見られるかもしれません・・・笑





そして、金曜日は久々に小学校でのアトリエでした。

今回は「日本の日常生活(あんこを食べてみよう!)」です。


数年前のコーディネーターがあんこの試食アトリエを開催したそうで、
今年度も先生からそのリクエストが。


あんこの試食があることは秘密のお楽しみだったので、
まずは日本の日常生活について。

和式トイレや、布団については、
想像通り、子どもたちにとっては衝撃的な文化だったようです。


発表の中で特に子どもたちの反響がよかったのは、3つ。

  • フランスと違ってチーズやバゲットはあまり食べないこと。
  • 小さな子どもは親と一緒に寝ていること。
  • 小学1年生でも親の同伴なしで1人で登校すること。

「みんなと違って日本の子どもは成長がはやいのよ~」

と先生は皮肉っぽくおっしゃっていました。笑



アトリエそのものとは関係ないですが、衝撃的だったことも。


私の発表を聞きながら、お絵描きしている生徒がいました。

日の丸やお箸など、日本関係の物を描いていたので、
「まあいっか。」と私は放っておいたのですが、

先生が怒りながらその子の側へ。

そして、紙を没収し、目の前でびりびりっ!と破いたもんだから、
本人は大ショック。周りの生徒も、固まっていました。


本人は、そのあとも、静かに、何かに耐えるように涙を流していて、
ものすごく胸が痛みました。


フランスの先生は、よく、
「あなたたちが決めるんじゃない!私が決めるの!」
というようなフレーズで子どもたちを叱ります。


まさにその言葉を体現したような、びっくりする光景でした。




やはり国が変われば教育も違うし、
教育現場の雰囲気や、学校の立ち位置も全然別のものだな、と思います。



話を戻して、発表の後には、ついにあんこの試食!

1人1人のお皿に少しずつ配っていくと、
はじめてみるあんこにみんな興味津々!





こちらでは、小豆はあまり食べないし、
食べるとしても、甘い味付けにはせず、料理の添え物のような形がメジャーです。



小豆はフランス語で赤い豆。

「れおな!ANKO、赤じゃないよ!?どうして!?」

と子どもたちは不思議がっていました。


初めて出会う異国の食材に、食べるまでかなりビビっている子、多数。

「これ、おいしいの・・・・???」

「見た目がう○ちみたい」

「食べたら吐いちゃうかも!!!」

という子供らしい素直な感想も。笑



そして、ついに実食・・・!!!






「わーお!なにこれ!!!すっごくおいしい!!!!」

「れおな、もっとちょうだい!!!」


という子もいましたが、

大半の反応はいまいち。笑


「うぅ・・・っ」

「ごめんね、あんまり好きじゃない。」

「変な味!!!!」


初めての甘い豆に驚きを隠せない子がほとんどでした。


2つのクラスで同じことをやりましたが、
だいたい25人のクラスで、大好き!と答えたのは5人、という感じ。


あんこを気に入った子はものすごく好きなようだったし、苦手な子は本当に無理そうでした。笑



授業の後、職員室で先生方とあんこを試食しながら、この結果を話をしていると、

「うちの娘も子どもの頃はMAKI(巻きずし)が苦手で、嫌いって言ってたけど、今じゃ大好きでいっつも買ってるわよ。日本食は大人の食べ物みたいね。笑」

「美味しいけど、テクスチャ―が独特だから、びっくりしたのかも。」


とのこと。


大人はみんなおいしそうに食べていたので、
先生の言うように、子どもにはまだ早い味だったのかもしれません。笑



前回の「おせち料理を作ってみよう!」の時もそうでしたが、子どもたちは異国の文化に興味津々。


ですが、まだ受け入れる、共生していく、という考え方は難しいようで、
びっくり!おもしろい!という段階。


それでも、自分たちと違う生活をしている人がいる、ということを知ってくれるだけでも、
かなり有意義な活動なのではないかと思っています。


特にフランスは移民の多い国なので、他者を受け入れる姿勢というか、否定しないこと、というのはとても大事だと思います。



子どもたちはまだまだ小さくて、中国と日本の違いはわからないし、
アジアの人はみんな目がこんなに細いんでしょ?と目を横に引っ張るジェスチャー付きで質問してくることもあります。

けれど、私たちだって、
「フランス人とドイツ人とスペイン人とポルトガル人と、違いわかりますか?」と聞かれると難しいのはわかるので、純粋な好奇心として受け取っています。


それがもう少し大きくなって、あからさまに差別の意識が芽生えてくると、それはよくないことですが。


差別や馬鹿にする気持ちがなくても、受け取る側の気持ちで意味が変わってくるというのは、
とても難しいところだな、と感じます。



以前、フランス人の友人から、「日本では外国人を差別するんでしょ?」と聞かれて驚いたことがありました。


個人的には、差別というより、むしろ日本人は欧米への憧れが強いと思っていたので、寝耳に水。


話を聞いてみると、その友人の友人が日本に旅行したときに、テレビ番組で外国人を表現するときに鼻をつけたり、顔に色を塗っていた、と。


確かに日本のテレビではよく見かける光景ですよね。
差別意識をもって見たことはなかったので、驚きました。


私自身も、フランスで「ニーハオ!」と声をかけられることが多く、いつも日本人やし!とイライラしていましたが、これも、日本人が外国人を見ると「ハロー!」と英語で話しかけるのと同じ感じ?



その国やその国の人のイメージとか、ステレオタイプはわかるけれど、
「日本人ってこうなんでしょ?」と聞かれるとびに、
「人によるよ!私はこんな感じ!笑」
と答えることが増えました。


それもあってか、よくもわるくも、「思っていた日本人のイメージと全然違う!笑」とよく言われます。


ですが、それでいいのです!


フランス、パリ=○○というイメージで渡仏して、ギャップに戸惑い、パリ症候群なるものを発症する日本人も多いそうです。(特に女性に多いらしい。)


これからフランスを訪れる人には、あまり期待しすぎないように、と声を大にして言いたいですね。笑


フランス女子がみんなアメリみたいな生活をしているわけじゃないし、
フランス男子がみんなアランドロンみたいな顔をしているわけでもありません。
そして、日本女子がみんなモテるわけでもない、というのも付け足しておきます。笑


日本人だからこう、フランス人だからこう、という決めつけや先入観はとっとと捨てて、
その人個人、という考え方でいきましょう!


(これだけ力説しておきながらなんですが、もちろんざっくりとしたお国柄は存在すると思っています。笑)





最後に、先日のアトリエで作成し、ほぼ完成したおせち料理工作を貼っておきます!

とってもカラフルで、オリジナリティーあふれるおせち料理がたくさんできました。:)

このあと、教室に貼るそうなので、次のアトリエの時には見られるかなー?と期待しています。



1年生が作ったおせち料理工作

色も詰め方もとにかく自由!

なぜか蒲鉾だけはとっても再現率が高い。笑




さらに、おせち料理をとても気に入った子が、私に、とオリジナルのカードをプレゼントしてくれました。

小1の姫、健在。笑
(「おせち料理を作ってみよう!」参照。)


おせち料理2016
だて巻きやタコなど、きちんと伝統的なものも入れつつ、
謎の生物(私はトナカイだと思った。笑)も入れてしまう斬新さ!


子どもは面白いですね。笑




2016年2月5日金曜日

フランス語の綴りが変わる!?

本日のフランスニュース!

今年度の9月から使用される教科書で、約2000語のフランス語の綴りが大幅に見直され、
一部の単語からは、アクセント記号:アクサン・シルコンフレクスが消えるそう。

アクサン・シルコンフレクスとは、â・ê・î・ô・ûのように、母音の上についている山のこと。
シャポー(帽子)なんて呼ばれることもあります。

今回の見直しは、強制的に排除!というよりも、
iとuのシャポーが義務的ではなくなる、つけてもつけなくてもいいよー☆というざっくりした感じになるらしい。



これを受けて、フランス人のSNSは、大盛り上がり。

見ている感じだと、反対派が圧倒的多数という感じでしょうか。



小さなシャポーがあるとないとでは大きな違いが生まれる、という例を挙げて、
大きなムーブメントになりつつあります。


今回の見直しで、よく例として挙げられているのが、

玉ねぎ(oignon)と週末(week-end)。

oignon→ognon

week-end→weekend

となるそうです。



シャルリーエブド襲撃事件の時に誕生した「Je suis Charlie(私はシャルリー)」を、
「Je suis Circonflexe(私はシルコンフレクス)」やら「Je suis Oignon(私は玉ねぎ)」と変えて投稿している人も。


なんでも「私は~」をつければいいってもんじゃない!という意見も見られますが、みなさんはどう思われますか???

日本語だと、発音に違いがあるのであまり比較にならないですが、

「濁点はつけてもつけなくてもいいよー!教科書は「か」でも「が」でもどっちでもOK!」

と言われたら、戸惑いませんか??笑


フランス語ではiとî、uとûに関しては発音が同じなので、

「今日から「は」と「わ」はどっちでも正解!「私わ」でも、「私は」でもいいよー!
教科書も両方使っていくし!」

と言われたらびっくりしません??
そんな感じです。笑



今回も、たくさんの画像が作られていますので、ちょっと紹介。









フランス語にとってシルコンフレクスがいかに大切か、というのをトリコロールカラーを使って表しているものが多いのが特徴ですかね。



そもそも、携帯のメールを打つときに面倒くさくてアクセント記号をとばしたり、文章を書くときや動詞を活用させるときに、アクセント記号を忘れていたりと、あまり執着心はなかったのですが、今回の騒動ではじめてシルコンフレクスについて深く考えています。笑



色々とアクサン・シルコンフレクスについて調べていると、
フランス語のシルコンフレクスは英語のSに置き換えられる、ということを初めて知りました。


アクサン・シルコンフレクスがついている母音のすぐ後ろにSをつけると、


forêt(森・フランス語)→forest(森・英語)


hôpital(病院・フランス語)→hospital(病院・英語)


まあ!不思議!!笑


その他にも、もともと重母音の言葉を軽量化(?)するために使われているようです。


aage→âge(年)


まあ!すっきり!!笑



もちろん、全部が全部そうではないですが、
Sに置き換えることで、なんとなく英語の単語も想像できるというお得感がありますよね。笑


フランス語と英語は似て非なるものなのですが、
アルファベット=英語 という認識でいた脳内に、
突如フランス語が加わり、頭の中はぐちゃぐちゃです。笑


英語を話そうとするとフランス語が邪魔をするし、
わからない単語を英語で言ってみたら発音は違うけどフランス人に伝わった!ということもあります。笑


あと、なんとなく日本語で言ったら伝わることも。笑


ポシェット、グランプリ、ランジェリー、アンケートとか!


全部フランス語でも意味は日本語と同じです。
というか、日本語がフランス語由来なのかな?


なんでだったかバッタの話をしていたときも、

学生時代、いつ使うねん!と思いながら覚えた、
渾身の「グラスホッパー!」を英語で言っても通じず、
ディズニーの某キャラクターを思い出し、「クリケット!」
というと、あー!criquetね!と伝わったこともあります。笑


逆に、日本語が定着した単語も多く、
柿、畳、布団、禅、シイタケ、掛物、豆腐などはそのままで使えます。

リンゴの種類:フジもそのままの名前で売られていたし、
フランス人も大好きなカニカマは、すり身という名前で売られている人気商品です。


禅に関しては、イメージを広げて、
冷静、落ち着き、リラックス・・・などなどのニュアンスで使われるので、


「禅になろうよ!(冷静になろうよ!)」

というちょっと不思議な表現になっていますが、

アロマのコーナーに、「禅」というジャンルがあるくらい、
浸透している言葉です。



そういえば先日、会社の近所にあるスーパーで、白滝を発見しました!





KONJACと書いて、こんにゃくと読むようです。

こんにゃくのスパゲッティーと説明されていますが、間違ってはないかな。笑


ジャパニーズキレイシークレットということばと、
カワイイ日本人の画像で美意識を刺激する戦略ですかね。


日本人=キレイ、カワイイ と思われている証拠だともいえます!誇らしい!


ただ、白滝ってこんなお素麺みたいな食べ方するんだっけ・・・??

と疑問は残りますが、小さなスーパーでも仕入れているくらい、日本食への関心は高まっているようです。


現在はアジア各国の旧正月にあわせて、
小さなスーパーでも、ざっくりとしたアジア食料品コーナーが設けられています。

日本食材(らしきもの)が手に入りやすいので助かるー!


「おいしい」とか「たのしい」とか怪しすぎる名前の商品も多いですが、
わざわざパリまで行かずとも、恵方巻の材料が入手できたので、大満足!!


節分には、白ワインビネガーを使った酢飯を「楽しい」という名前の海苔で巻き、アボカド、サーモン、卵焼き、スリミ(カニカマ)を入れた特製豪華巻きを作りました。


南南東を向いて黙って丸齧りしたので、これで今年も健康に過ごせますね!(^^)



最後、お気づきになりましたか???


アクサン・シルコンフレクスとか関係ないしーと思っていた人も、
実は顔文字の目として使っているのですよ、アクサン・シルコンフレクスを・・・笑








2016年2月2日火曜日

クレープ祭と茶番劇

クレープ、といえば若者の食べ物。

東京の原宿で、クリーム盛りだくさんの甘いクレープを頬張る女の子のイメージですが、

フランス人にとってのクレープは、おやつ!

そば粉を使ったガレットもよく食べますが、
クレープは簡単にできるからか、家庭のおやつとしてよく登場します。


そして、2月2日はシャンドラーと呼ばれ、クレープを食べる日です!


キリスト教の主の奉献の日、というのがベースだそうですが、
なぜクレープなのかは諸説あり。笑



フランス人は、熱々のクレープに、レモン汁と砂糖をかけたり、ジャムをぬったり、ヌテラというチョコレートペーストをぬって食べるのがお気に入りなようです。


日本のように、バナナとホイップクリームとチョコレートと・・・というのはあまり見かけません。


お店とかだとあるのかな??


家でクレープ、という時にはシンプルに食べています。




そんなシャンドラーですが、イベント好きな私には珍しく、特に何もしておりません!

それよりも、明日の恵方巻をどうやって作るかの方が問題。笑


近年では全国的に広まった恵方巻のまるかぶりですが、
関西ではずっとやってるイベントだしー!と広まりつつある恵方巻がちょっと寂しい。笑


普段はにぎやかな食卓が、この時だけ、しーんとなるのは、
毎年非日常感があってわくわくしていました。


実家を離れて、1人暮らしをしても、フランスにいても、この日は太巻きを食べることにしています。

なので、明日はフランスで安く手に入る食材を使って、恵方巻作り!晩御飯は決まり!



さて。


今学期から、週に2回、大学で日本語会話の先生をすることになったのですが、
週に2回、朝8時からの授業にも関わらず、生徒はきちんと出席してくれて、先生はとってもうれしいです。


本当に、みんな熱意をもって、真剣に授業に参加してくれるので、こちらも教え甲斐がありますね!


そんな生徒たちの熱意に応えて、れおな先生は日付と時間の鬼となり、
15分!50分!9時!4時!7時!ついたち!ふつか!と声を嗄らす勢いで授業をしております。笑

フランス語で日本語の授業をしていると、頭の中がごちゃごちゃになって、
フランス語の意味を日本語で質問するときにうっかり日本語で答えを言ってしまう、なんて凡ミスをしたりもしますが、生徒たちも楽しんで和やかに授業を受けているようで何よりです。



まったく話は変わりますが、先日、電車に乗っていると、

20歳くらいの女の子が、号泣しておりました。



最初は携帯電話を耳に当てて、静かに泣き始め、

私を含め、乗客がぎょっとしていたら、

彼女は何度も携帯電話でメッセージらしきものを聞きながら、ついに号泣。


フランスではマナー違反とされているのに、鼻もがんがん啜っていく。
(逆に人前で鼻をかむのはマナー違反ではありません!)


人目もはばからず、あまりにわんわん泣くので、隣に座っていたマダムが優しくティッシュを渡していました。



ティッシュを受け取りながら、

「マダム、ありがとう。けれどこれは哀しみの涙ではありません。」


まるでポエムのような、演劇のようなセリフ・・!!!


「パパの癌が消えたの!!!」


衝撃の事実発覚。


なんて美しい涙なのでしょうか・・・


彼女の喜びように、ティッシュを渡したマダムも、涙。

私の前に座っていたイケイケフレンチギャルももらい泣き。

そして、それを見た私ももらい泣き。笑



彼女が電車を降りるときには、
離れた席の人も、よかったわね!!と声をかけていました。



電車で乗り合わせただけの見ず知らずの人の幸せを、喜び、涙まで流す、というのは実は熱いフランス人らしいな、と思います。


以前、私が道で転んだ時にも、

たくさんの人が集まってきて、

「誰かこの子に手当を!!!」

「私は医療従事者よ!大丈夫!?」

なんてちょっとした茶番劇になったことがあります。


野次馬の中には、どこで手に入れたのか、キウイをくれた人も。
(キウイは珍しいものなんかを茶化すときの表現らしいので、皮肉られたんですね。笑)


オペラというか新喜劇というか、ハプニングが起こった時のフランス人の謎の結束力はすごい。笑




美しい街並みや、おいしい料理を堪能するのも良いですが、
町の人々の生活や行動を観察することの方が面白い発見があったりします。


職場や寮のある郊外は、近代的な建物が多く、フランスっぽい景色ではないので、
パリへ出ると景色に少しテンションは上がるけど。笑







写真はルーブル美術館界隈。


雨でも傘をささない人々が写っていますが、この辺りにいる人なので、観光客かも・・・??


霧雨のような雨が多いので、私もこちらではめったに傘をさしていません。


折り畳み傘のクオリティも低いし、日本が誇るビニール傘もないので、面倒くさい、っていうのが一番の要因ですが。


最後にフランスのティッシュの写真を載せておきます。笑



日本のものに比べると、紙の質が全然違います。


鼻の皮がむけないような、柔らかな肌触りのものなど、出会ったことがありません!
(私がスーパーで一番安いティッシュを買っているからかもしれませんが。笑)


日本ではティッシュを無料で配っている、というと、フランス人は驚きます。
鼻セ○ブを渡したときにも、その柔らかさに驚いておりました。



日本では当たり前のものが、一歩外へでると当たり前ではないんだ、
とティッシュを見ながら思いました。笑