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2016年8月11日木曜日

フランス式結婚式初参加!その2

前回(「フランス式結婚式初参加!その1」)の続きです。


いよいよ、結婚式のパーティーが開始。


19時から開催、ということだったのですが、
実際にはじまったのは20時半頃。


ご祝儀はカクテル中に設置された箱に勝手にいれていきます。

新郎新婦の欲しい物リストがあらかじめ伝えられ、その中からお祝いの品をプレゼントする方式もあるようですが、今回はご祝儀制度でした。


ご祝儀も日本のイメージでいくら包む?と同僚に聞くと、

「私たちは50ユーロずつ入れるよ!」

とのこと。

だいたい5700円くらいです。

日本の感覚でいるので、そんなもんでいいのか・・・と不安になります。笑


どきどきしながらご祝儀を箱にいれ、パーティー会場の室内へ。


今回の会場はこんな感じ↓




入ってまずびっくりするのは、子ども席が設けられていること!


入り口の近くに子どもだけのテーブルがいくつか用意されていて、
式の間、子どもたちはそこに座ります。



退屈しないよう、色鉛筆や塗り絵、ゲーム本なんかも用意されていて、
これはとってもいいアイデアだなと感心。

私が結婚式をするならば、絶対に子ども席を設けよう、と胸に誓いました。笑


子どもたちにとって一番のベビーシッターは別の子供、と同じテーブルのムッシューがおっしゃっていましたが、まさにその通り。


泣いたり騒いだりすることもなく、大人の時間を邪魔することもなく、
子ども同士で楽しんでくれているので、大人は大助かり。


小さいころから寝室も別で、親と離れて行動することに慣れているフランスだからできるのか?


社交性も磨かれるし、親の、大人の時間を邪魔してはいけない、という教育の賜物です。


子ども席に用意された塗り絵

間違い探しなど簡単な子ども用ゲームが載った冊子。

大人は各自のテーブルに着席し、新郎新婦の入場!

このあたりは日本と変わりません。


入れ替わり出てくる美味しい料理、そしてそれぞれにあわせて用意されるワイン。

白から始まり、ロゼ、赤とすすみます。

薄い色から順に飲むと悪酔いしない、というのはフランス人に教えてもらったルールです。


わいわいがやがや食事をしながら、新郎新婦の生い立ちビデオ、親戚の余興など、日本でもお馴染みの進行。


大きく違うのは、スピーチがない、ということ!


そういえば乾杯の挨拶もなかったなー。


余興も一度もあわせずに本番!というわりとなーなーな感じです。笑


DJが常に音楽をかけているので、好きな歌がかかったらみんな自由にダンススペースに踊りにいく、というこれまた自由度高めなパーティー。


そして、席には新郎新婦が選んだ色々な歌の歌詞が載った本が用意されていて、ほろ酔いの親戚や友人が勝手にカラオケを開始。


本当に自由度が高い。笑


明確にこれでお開き!というのもなく、各自自由解散。


食後のコーヒーが出てきたのはすでに日付が変わった1時頃。


ここで帰る人はまずいません。

子どもたちもまだまだ元気!



DJはどんどん音楽をかけているし、ここはブルターニュだし、ということで、みんなで踊るダンスも2時ころからスタート。



今回の式でたぶん10回以上踊ったのが、これ。

「サンマロ」

youtubeの映像は今回のウェディングではありませんが、別のブルトンの結婚式の様子。




ほんとにこんな感じで、老若男女関係なく、これを踊り狂います。笑




他にも「マディソン」「マカレナ」など懐かしめなダンスチューンで、みんなで一緒に踊ります。


今回のパーティでは私も踊るのに忙しく(笑)、動画がないので、youtubeから載せておきます。

「マディソン」



「マカレナ」





海外のパーティーに参加される場合は、特に「マディソン」「マカレナ」上の2曲を踊れると楽しめると思います。

その他にもいろいろと定番ダンスソングやカラオケソングがあるので、知っているととにかく盛り上がる!

まあ知らなくても盛り上がりますが。笑


そして3時頃、新郎新婦のダンスタイム。


しっとりと、美しくダンス。

そのあと5時頃、カップル用のチークタイム(というんですかね?)


それまで踊り狂っていたチームアラサー。


チークタイムになると、哀しいかな、そそくさとテーブルへ戻ります。笑


さすがカップル文化のフランス、老いも若きも、それぞれがもうそれぞれの世界、という感じ。


子どもの前でも親の前でも関係ありません。


でもいいですよね、子どもの親である前に、いつまでもカップル。ラブラブ。

それを見て育った子どもたちもまた同じように。


チームアラサー独女は飲むしかありません。
これは万国共通ですかね。笑



その間に、夜食という感じでオニオンスープが配膳されます。


飲んで踊ってちょうど小腹がすいてきたころ、ちょうどいい!


そしてオニオンスープが出てくると、パーティーは終盤ということだそうです。


それぞれが本当に自由解散で、翌日(日付が変わっているのですでに当日ですが)の昼食会でまた集合。


フランスの結婚式はとにかく体力勝負です!

最初は高いヒールをはいていた女性陣もパーティーが進むにしたがって、みんなローヒールのサンダルやバレエシューズ、ビーチサンダルにはきかえ。


フランスの結婚式に参加する場合は替えの靴は必須!


かなりの長丁場であることをご覚悟ください。笑


それにしても、フランス人は老いも若きも、みんなものすごく元気。


楽しむときはめいっぱい楽しむ!


エネルギッシュな人たちです。


初めてのフランス式結婚式は幸せそうな新郎新婦と、楽しい列席者と、とにかく騒いでお祝いモード!なとても良い経験でした。

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