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2016年3月3日木曜日

極度乾燥しなさい

どんどんと日も長くなり、明るい中出勤するのが楽しい毎日です。

窓から外の景色が見えるっていい!

あったかくなってきたな~

なんて思っていたら、昨日、突然の吹雪。笑




突然のできごとに、毛皮の帽子が濡れないよう、ビニール袋をかぶるマダムまで出現。笑



ちょっと写真ではわかりにくいですが、

雷を合図に、強風と雪のコンボ。


しかも、私が事務所をでた瞬間にはじまったものだから、

同僚から、「れおなは雪の女王なの(笑)」とメールが届くほど。



少しも寒くないわ・・・!!笑




あいかわらず、ありのままで生きている私ですが、
最近なにやら忙しく、あまりブログを更新できていなかったので、
いろんなことを思い出しながら書いていきます。笑


「良い週末を過ごした?」

というのは月曜日のフランスあるある会話。



世の中がバレンタインで浮かれていた頃の月曜日。

いつものように、

「週末は何してたの??」

と同僚とランチタイムトーク。


「バレンタインとか関係ないから家でひきこもってた!笑」

と答えると、

「バレンタインの日しか気合いいれてプレゼント渡さない男ってどうなの?」

みたいなこじらせ感がはんぱないコメントをいただきました。笑


こちらのバレンタインは義理チョコも会社で配るチョコもなく、
カップルの間で男性が女性に花などを送る日だそう。


悲しいかな実体験ではなく、あくまで聞いた話やけど。笑



そして、今月に入って、当事務所には新メンバーが加入しました。


弊社ではレアな20代仲間!
ムードメーカーの年下髭メン君(彼女あり)です。


そんな彼と、昼食の買い出しに行ったとき、

「日本ではケバブってメジャーじゃないんだよねー
フランス来て初めて食べた。」

とぽろっと言ったら、


「うそだろ!?!?!?
日本人って何食べてるの??」


たいそう驚いておられました。


別にフランス人も毎日ケバブ食べてるわけじゃないやろ・・・
と思いつつ、

「米と魚と大豆製品!」


ざっくり返答しておきました。笑




「何が一番驚いた!?!?」


という質問をあらゆるジャンル(食べ物、生活、性格、仕事、恋愛などなど)で聞かれるので、
昼食タイムはいつも質疑応答しています。

なぜか1月2月は人の恋愛話を聞く機会が多く、そういうシーズンだったんですかね?笑


御多分に漏れず、その手の質問が飛んできたので、


「日本だと恋人の実家に行くって結構一大イベントで、雑誌でその時の服装の特集組むとか、結婚意識しちゃう感じだけど、こっちの人ってものすごく気軽にそれするからすごいよね。笑」



といったところ、これもたいそうツボったようで、


「やばいな、それ!!!!」
「日本人の恋人を気軽に実家に呼んじゃだめじゃん!!!爆笑」


若者らしい感想をいただきました。笑


そうだよ、日本人はアムール国民のフランス人とは違うんだよ。笑



そんな背景もあり、今回はフランスの恋愛事情を少し!
(仕事の話じゃなくて恐縮です!)




恋愛関係の話題は万国共通で女子の大好きな話題ですね。

同僚の恋バナを聞いていたとき、

「日本では「告白」という制度があって、そのあと恋人になるんだよ!」


というと、


「うそでしょ!!笑 ティーンエイジャーみたい!!!」


「約束、というか私たちこういう関係ですよね?っていう確認みたいなもんかな~」


「そんなの形式的で自然じゃない!!!恋愛は自然にするもんでしょ!?」


ものすごく衝撃的なご様子。



でたよ、恋はするものではなく落ちるもの的なあれ、と思いながら、

「でも日本はそうなんだもん★」
(もちろん例外もあるけど。)

と返すのが精いっぱいです。笑


日本文化が大好きなフランス人でさえも、
ドラマや少女漫画を見て、片思いやら告白やらというもどかしい距離感が理解できず、



なんで好きって言わないの!!!!

なんで誘わないの!!!!

なんでお互い好きなのに!!!


と不思議がっていましたが、
完全に聞く相手を間違っています。笑




恋人になるぞ!って恋人になるわけではなく、
お試し期間のように、デートをしたりまったりしたり、関係性を深めていく中で、気づいたら恋人。
みたいなのが主流だそう。


「難しすぎる!遊ばれてるかもしれないじゃん!!!」


とギャーギャー言っていると、

フランス女子が一言。


「なんで?」





・・・なんで????笑




「デートの内容とか態度でわからない?」




た、たしかに。笑



「あと雰囲気とか。」




あくまでも、居心地が良くて楽しくて、気づいたら特定のパートナーになってる説をおしてくる。



生活の中にごくごく自然に恋愛が入っているフランスならではだな、とちょっと感心。笑



当たり前ですが、私の周りには日本文化に高い関心を持つフランス人がたくさんいるし、そういうこのほうが仲良くなりやすいです。

そして、そういう子たちは、ある程度日本の文化について見識があったり、考え方に同調している場合がほとんどです。


「日本について知っていること言ってみて!」


と聞いて、


「・・・スシ?・・・ゲイシャ???」

くらいの知識の子はまずいない。


それが最近、
特に日本びいきでない、ごくごく一般的なフランス人と仲良くなる機会も増え、フランス風の考え方を目の当たりにして驚くことが多くなってきました。


例えば、「デート」という単語がフランス語にはないこと。


でかける、とか会う約束をしている(ランデブー)という表現を使います。


「(好きな人と)でかける♥」も「(友達と)でかける!」も同じ言葉。


「(恋人と)待ち合わせ♥」も「(歯医者の)予約」も同じ言葉を使います。


日本語だと、ランデヴー(死語かな?笑)はデートの意味合いが強い気がしますよね!




さらに、友達という単語に、「私の小さな」とかがつくと、恋人になったり、女性形か男性形かによって意味も変わってきます。


なかなかトリッキー!


日本人がイメージしやすい、モナムール!マシェリ!は恋人、もしくはとても親しい関係(親子とか)への呼称です。

仲の良い女友達同士で、マ ベル♥(私の美しい人)なんて使うこともありますが。


フランス人の友人に、
「日本にはマシェリっていうシャンプーがあるんだよ」

と言うと、めちゃくちゃウケます。


その他にも、

「洋服のブランドで、コキュっていうのがある!」

というと、

「とんでもない名前のブランドだね!!!」

と驚かれます。

フランス語で、コキュは寝取られた、という意味。


とんでもないですね。笑




マシェリやコキュのように、日本で使われているフランス語は、意味がおかしなものや、文法的にむちゃくちゃなものが多く、それをあつめたサイトや本もあるほど!

フランポネと呼ばれています。



反対に、フランスで使われている日本語も変なこと多いですけどね。笑



これはフランス発ではないですが、外国の方が好んできている日本語Tシャツや、
「極度乾燥(しなさい)」でお馴染みのブランドを目にした方も多いのでは?笑




(画像はSuperdry公式サイトより。)



話を恋愛事情に戻して、


じゃあみんなどこで恋人(候補)に出会っているのか?



これは、個人的に気になって独自リサーチをしたことがあります。笑


「友達のパーティーとか~」

「元々友達とか~」

「街中ナンパとか~」


この辺りは日本とあまり変わりませんね。


ただし、合コンというものは日本独自の出会い方なので、こちらではそれがパーティーになるのかな??



フェットといって、週末に友達の家に食べ物や飲み物を持ち寄って騒ぐパーティーです。



午前2時まではうるさくしてもほとんど何も言われませんが、その時間を過ぎると、近隣住民に警察を呼ばれます。笑



そして、最近よく耳にする出会い方が、

「ミーティック」


ざっくりいうと、出会い系サイトです。


「変な人だったら怖いじゃん!」


とビビりの私は言っていましたが、

「メールしてればなんとなくわかるじゃん?」

「あってその日に部屋行ったけど、そのあと付き合ってるし。」

なんて人それぞれ。ラッキーだったね・・・!!!というしかありません。笑


ただ、この出会い系、かなり需要が伸びているようで、在パリ日本女子の間でも、ミーティック等を利用して出会って結婚という流れがとっても多い!



彼女たちに話を聞いていると、
「ここのサイトはまじめな人が多いから、即結婚できる」
「ここのサイトはイケメン率めっちゃ高いけど、遊び向き」


もはやプロフェッショナルユーザー・・・!!!


恋愛していることが普通、当たり前という風潮のある愛の国です。


独り身なの、というと「なんで!?」とほぼ100パーセント言われます。



「なんで~モテそうなのに~」

というお世辞的なアレではなく、

「なんで恋愛してないの!?」

くらいのテンションです。笑




呼吸をする、食事をすると同じくらい、恋愛することが自然なこと、みたいです。


「え!この人にも恋人いんの!?(失礼)」

みたいなこともしばしば。



アムール国家おそるべし。笑



自然なことだからこそ、公共の場でいちゃいちゃしているカップルも当たり前だし、
周りも特に気にしません。

不機嫌になってる女の子を、抱きしめてご機嫌取りしている男の子、という構図をものすごくよく見ます。しかも、駅のホームでの確率が高い。笑


満員電車で立っているすぐ横でいちゃいちゃしている人とか、
老若男女・場所問わず、という感じ。


はじめのうちは、すごいな(笑)と思ったり、こんなところで!?と凝視してしまったものですが、
今や慣れっこ。いちゃつくカップルあってのフランスの風景です。


なので、フランス人と恋愛系の話題をしていると、

つくづく自分の恋愛レベルの低さを実感します。笑


「私の恋愛レベル、フランスの中学生くらいやな!笑」


と言ったら、

「うーん、小学生くらいじゃない??」


と割とガチなテンションで言われ、びっくりなアラサーです。笑



すごい国です、フランス。笑




そうそう、そんなフランス・パリのリヨン駅構内に、駅弁屋さんができたそうです!







画像は、zoom japonサイトから。



海外で食べられる日本食、おにぎり三つとエビフライときんぴらで8ユーロなら、お得かな~という気がします。


本物のクオリティがどれくらいなのかは見当もつきませんが。



最後に、最近同僚がドはまりしているスープの写真を載せておきます。笑



会社の近所のモノプリ(スーパー)で購入できる、ニンジンとコリアンダーのスープ。


私も試しに買ってみましたが、めっちゃおいしいです。笑

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