ばりばりお仕事しております。
先日、人生初の県人会というものに参加してきました。
感想:パリには意外とたくさん兵庫県出身者がいる!
正直、驚きました。
兵庫県から海を渡り、フランスで生活をしている大先輩方です。
60年代、ヌーヴェルヴァーグの時代をパリで過ごした方もいて、
1人1人にインタビューをしたいくらい、興味深く、刺激的な会でした。
世界に出て、再確認する日本のすばらしさ・・・
誇りをもって、品位のある生活をしていきたいものです。
そして、多方面にアンテナを張る大切さも痛感。
芸術、歴史、雑学に至るまで、引き出しは多く!
あらゆる世代の方とスムーズに会話ができるように、
もっともっと勉強をしなくてはいけないなと感じました。
とりあえず、まずはゴルフから。笑
せっかくセーヌ・エ・マルヌ県にいるのだから、ラウンドに出なくちゃもったいない!
今年中にラウンドデビューできるようにがんばります。
(先輩ゴルファーのみなさん、楽しみにしていてください!)
そして、今日はセーヌ・エ・マルヌ県内の高校で、日本についての講演。
今日のテーマは「兵庫県5地域と、姫路城」
姫路城について、というリクエストだったのですが、
それならば!と兵庫県の5地域についてもPRしてきました。
講演の様子 |
講演の様子2 |
「但馬は、『弁当忘れても、傘忘れるな』と言われるくらい天気が変わりやすい!」
と説明をすると、
くすっと笑いがおきて、安心しました。
また、丹波の説明で、デカンショ節にあわせて踊るビデオを見せたところ、
こんな踊り見たことない!と生徒が真似して踊っていたので、
デカンショ節とダンスの体験・デモンストレーション授業なんかできたら面白いな~と。
兵庫県や日本の文化を発信する企画案は色々と頭にあるのですが、
実現に向けては私の力では難しいことも多く、
どうしたものかと日々頭を悩ませております。笑
私の講演のあとは、COLIBRI(コリブリ)というシステムを使って日本に滞在していた生徒による発表。
コリブリは、日本語を教えているフランスの高校と、フランス語を教えている日本の高校の交流プログラムです。
生徒の発表は、着眼点が新鮮で面白かったです。
原宿の「カワイイモンスターカフェ」というカフェ?レストラン?にとても感動したそうですが、
それっていったいなんのこと・・・??
という感じでした。老いですかね。笑
カワイイモンスターカフェのメニューを説明中 |
また、コロッケうどんを食べた!と写真付きで発表していましたが、
「犬用の?笑」
と即座に他の生徒がツッコんでいました。
なんで犬用、と言ったのかというと、
コロッケ(croquette/クロケット)という単語、フランス語ではペット用のドライフードという意味があるんです。
フランス人にコロッケと言うと、
「・・・ペットの餌?」
「食べ物にその単語を使うのはちょっと・・・・」
という感じの反応が返ってきます。
croquetteで辞書を引くと、「コロッケ」の意味も出てくるので、間違いではないようやけど、
日本でいう「コロッケ」は、こちらではメジャーな食べ物ではないようです。
あえて使うなら、
ベニエ・ド・ポム・ド・テール(じゃがいもの生地をこねて揚げたもの)や、
クロケット・ド・ポム・ド・テール(じゃがいものコロッケ)になるみたい。
ちなみに、私はコロッケうどんは食べたことがありません。笑
それから、駕籠。
昔の人が旅する時に乗ったあの駕籠です。
フランス人にはなんとも不思議な乗り物のようで、
「こんな狭いところに入って快適じゃないと思う!」
と生徒たちが言っていました。
先日、コルマールで黒澤明監督の『影武者』を観ていたときにも、
フランス人は同じような感想を言っていました。
確かにね。笑
当たり前だと思っていることが、当たり前ではない、ということはとてもおもしろいし、
なんで?と聞かれたときに答えられないことがあるのは悔しい!
なんで駕籠はあんなに狭いの?
知っている方、教えてください!笑
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