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2016年1月13日水曜日

県人会とカワイイモンスターカフェ

悪夢のようなガストロからみごと生還し、
ばりばりお仕事しております。


先日、人生初の県人会というものに参加してきました。


感想:パリには意外とたくさん兵庫県出身者がいる!


正直、驚きました。


兵庫県から海を渡り、フランスで生活をしている大先輩方です。



60年代、ヌーヴェルヴァーグの時代をパリで過ごした方もいて、
1人1人にインタビューをしたいくらい、興味深く、刺激的な会でした。


世界に出て、再確認する日本のすばらしさ・・・

誇りをもって、品位のある生活をしていきたいものです。


そして、多方面にアンテナを張る大切さも痛感。

芸術、歴史、雑学に至るまで、引き出しは多く!

あらゆる世代の方とスムーズに会話ができるように、
もっともっと勉強をしなくてはいけないなと感じました。


とりあえず、まずはゴルフから。笑


せっかくセーヌ・エ・マルヌ県にいるのだから、ラウンドに出なくちゃもったいない!


今年中にラウンドデビューできるようにがんばります。

(先輩ゴルファーのみなさん、楽しみにしていてください!)





そして、今日はセーヌ・エ・マルヌ県内の高校で、日本についての講演。



今日のテーマは「兵庫県5地域と、姫路城」


姫路城について、というリクエストだったのですが、
それならば!と兵庫県の5地域についてもPRしてきました。


講演の様子
講演の様子2


「但馬は、『弁当忘れても、傘忘れるな』と言われるくらい天気が変わりやすい!」

と説明をすると、
くすっと笑いがおきて、安心しました。


また、丹波の説明で、デカンショ節にあわせて踊るビデオを見せたところ、
こんな踊り見たことない!と生徒が真似して踊っていたので、
デカンショ節とダンスの体験・デモンストレーション授業なんかできたら面白いな~と。


兵庫県や日本の文化を発信する企画案は色々と頭にあるのですが、
実現に向けては私の力では難しいことも多く、
どうしたものかと日々頭を悩ませております。笑



私の講演のあとは、COLIBRI(コリブリ)というシステムを使って日本に滞在していた生徒による発表。


コリブリは、日本語を教えているフランスの高校と、フランス語を教えている日本の高校の交流プログラムです。



生徒の発表は、着眼点が新鮮で面白かったです。



原宿の「カワイイモンスターカフェ」というカフェ?レストラン?にとても感動したそうですが、


それっていったいなんのこと・・・??
という感じでした。老いですかね。笑


カワイイモンスターカフェのメニューを説明中



また、コロッケうどんを食べた!と写真付きで発表していましたが、

「犬用の?笑」

と即座に他の生徒がツッコんでいました。


なんで犬用、と言ったのかというと、
コロッケ(croquette/クロケット)という単語、フランス語ではペット用のドライフードという意味があるんです。


フランス人にコロッケと言うと、

「・・・ペットの餌?」

「食べ物にその単語を使うのはちょっと・・・・」


という感じの反応が返ってきます。


croquetteで辞書を引くと、「コロッケ」の意味も出てくるので、間違いではないようやけど、
日本でいう「コロッケ」は、こちらではメジャーな食べ物ではないようです。


あえて使うなら、
ベニエ・ド・ポム・ド・テール(じゃがいもの生地をこねて揚げたもの)や、
クロケット・ド・ポム・ド・テール(じゃがいものコロッケ)になるみたい。


ちなみに、私はコロッケうどんは食べたことがありません。笑




それから、駕籠。


昔の人が旅する時に乗ったあの駕籠です。


フランス人にはなんとも不思議な乗り物のようで、
「こんな狭いところに入って快適じゃないと思う!」
と生徒たちが言っていました。


先日、コルマールで黒澤明監督の『影武者』を観ていたときにも、
フランス人は同じような感想を言っていました。


確かにね。笑




当たり前だと思っていることが、当たり前ではない、ということはとてもおもしろいし、
なんで?と聞かれたときに答えられないことがあるのは悔しい!


なんで駕籠はあんなに狭いの?
知っている方、教えてください!笑



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