ぐんぐんと気温も下がり、
秋を感じる間もなく、あっという間に冬になってしまいました。
朝晩は霧に包まれるこの町で、
相変わらず一人探検ごっこ気分でうきうきしております。
マイカー通勤の同僚たちは、
うんざりしているようですが。
霧の話をフランス人の友人にしていたら、
「purée de pois(エンドウ豆のピューレ)」
というので、
何言ってんだろこの人、ロマンチスト気取り?
なんてぷぷっと笑っていたら、どうやらフランス語の表現で、濃霧のことを表すそうです。
英語でも同じ表現があるそうで、
何言ってんだ、は私でしたね。失礼いたしました。笑
でも、私の知ってるエンドウ豆のピューレやスープはこんなんじゃないもん!!
そもそもエンドウ豆のピューレというものを食べたことがあるのか、
いまいち記憶にありませんが。笑
エンドウ豆だけでなく、フランス語には面白い表現があります。
「Avoir le coup de foudre」
直訳:雷の一撃を受ける
ですが意味としては、ひとめぼれ。
びびびときた、ってやつですかね。
雷に打たれるほどの衝撃が走るのでしょうか。
さすがアムールの国・フランス!
「Appuyer sur le champignon」
直訳:キノコを押す。
みなさんの頭上にクエスチョンマークが飛んでいる光景が目に浮かびます。笑
意味はアクセルを踏むとか、加速するという意味だそう。
私の知ってるアクセルはキノコの形じゃないけどな・・・笑
「Faire les yeux de biche」
直訳:雌鹿の目つきをする
悩まし気な目つきだそうです。笑
ふさふさのまつ毛で悩まし気な、甘い視線を送る感じ?
切れ長の目のことも、雌鹿の目、というそうだし、
フランス語だと雌鹿というのは色気のある動物みたいです。
日本語でも、カモシカのような足!と細い足のことをいいますよね。
「Il n'y a pas de lézard」
直訳:トカゲがいない
意味は、何の問題もない。
こんなこと突然言われたら、
だからなんやねん!と突っ込んでしまいそう。笑
「La mayonnaise prend」
直訳:マヨネーズができた
だからなんやねん!(2回目)が聞こえてきそうですが、
意味は、事態が好転する。
きっとサラダ用意したのに、ドレッシングや塩胡椒がなくて困っていたんでしょうね・・・
マヨネーズできた!という喜びが伝わってきます。
事態はちゃんと好転しましたね。
「Jeter l'éponge」
直訳:スポンジを投げる
諦める、放棄する、です。
日本語の匙を投げる、ですね。
フランス人は匙ではなく、スポンジを投げるらしい。
柔らかそうやし、安全でいいんじゃないでしょうか(笑)
「C'est chouette」
直訳:フクロウだ。
フクロウだ。と言われましても・・・という感じですが、
意味は、いいね!とか、素敵!
フクロウのことを素敵!!!!と思ったのは、
小学生のころ、ハリーポッターが流行った時だけですが、
この言葉が口癖の友人がいるので、本当によく耳にします。
みなさんも、素晴らしいと思った時には、フクロウだ!!と言ってみてはいかがでしょう。笑
今日はフランス語の表現をお伝えしました~
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